E.からのメッセージ

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今月のメッセージ
「食」と「健康法」
E.MOCOへのレター
「食」と「健康法」

「食」−第12回(10月)−

私たちの「食」が脅かされて、どのぐらいの年月を経たのでしょうか。出てくる、出てくる・・・毒物に汚染された食物、食品を知らされるたびに、何を信じていいのか分からなくなります。買い物をしていても、手に取り「もしかしたら…」と思うと、元の場所へ返してしまうことが度々あるのですが、皆様は如何でしょうか?
「食」が早く安全になり、私たちの「健康」が保たれるように、お偉いさん方には、悪い物は一掃してもらうようもっと頑張ってもらい、庶民を安心への道へ導いてほしいと思います。もちろん私たち一人ひとりが「安全」を見極め、強い気持ちで悪い物を締め出していく努力は必要です。神経質になりたくはないのですが、未来の子供たちのためにも頑張りましょう。

秋の夜長、虫の声が心地よく、吹く風の気持ちの良いこと…、こんな良い季節に、夏の暑さで疲れた体を休め、「食欲の秋」で改善しましょう。体内回復には、やはり「食」は欠かせません。楽しくお料理して、旬をおいしく頂きましょう。
私のレシピの大ファンだという東京・葛飾区のT.Kさんが、先月の料理「ミートソース」をベースに、ご家族の大好物で、彼女の得意料理の「ドライカレー」のレシピを送ってくれました。肉と野菜をいためた後、それを2つの鍋に分けて、カレーとミートソースを同時に作ってみたそうです。

ドライカレー

【材料】5人前たっぷり
合挽肉…600g、ニンジン…大2本、玉ねぎ…1個、ピーマン…1袋、トマト…3個(又は、ホール缶詰め、1缶) 酒…大3、塩、こしょう(しっかりと味付け)、ブイヨン…1個(肉1kgまでなら1個で十分)、カレールー(好みの ルー、大箱の1/2)

【作り方】
@みじん切りのニンニクをいため、肉もいためる。
Aにんじん、玉ねぎ、ピーマンのみじん切りを加え、塩コショウでしっかりと味付ける。
Bトマト缶、酒、ブイヨンを入れ蓋をして、火を弱め30分以上煮込む。
Cカレールーを入れ、塩、こしょうで味を整え、完成。

みじん切りはフードプロセッサーで簡単に。いつも2〜3倍の量を作り、カレーチャーハンやカレーコロッケ、オムカレーなどに応用するとか。冷蔵庫にある野菜をたっぷり入れて私も早速作ってみました。水を1滴も入れないので、野菜の甘みや栄養が凝縮されていてとてもおいしかったです。

今回の料理は、分量を入れていません。皆様のお家のお好みで、作ってみてください。料理は季節を味わい、幸せを与えてくれます。さあ〜「クッキングー!?」です。

野菜スープ1野菜スープ2

長野の家庭菜園から野菜が届きました。
(右上のビンの中身は、醤油漬けニンニク)

素材を活かし煮込んだ、かんたん、素朴な野菜スープ

オリーブオイルでニンニク(みじん切り)を炒め、乱切りにした野菜もいためてから、ヒタヒタの水、ブイヨン、塩、コショウだけで味をつけたものです。仕上げにバルサミコをお好みでふりかけます。コクのある、野菜風味が絶品!!

 
野菜のパスタ1野菜のパスタ2野菜のパスタ3

サンマロールとたっぷり野菜のパスタ

@野菜はサックリと切り、オリーブオイルで少しいため、あとは蒸し焼き。
Aほぐしたタラコ、オリーブオイル、粉ガーリック、塩を皿の中で混ぜ合わせてから、パスタと合える。
B@の野菜が柔らかくなったらAのパスタと混ぜ合わせる。
Cサンマの三枚開きに、しその葉を巻き(棒状に切ったチーズをいれてもよい)、楊子で押さえ、粉をふるい、オリーブオイルでころがしながら焼く。出来上がったら楊子を抜いてパスタの上に盛りつける。

「健康」−第12回(10月)−

真夏の暑さがうそのように涼しくなり、秋を思わせる気持ちの良い季節がやってきました。 「こんにちわ!」と、あいさつを交わした同じマンションの年配のご主人、「この季節が一番いいですね。本当に気持ちがいい・・・。」と、穏やかにおっしゃったその顔に浮かんだ笑みは、あの夏の猛暑から解放された嬉しさがあふれているように見えました。私も同じく、この体が「ホッ…」と、しているところです。

私たちは、今、「食」の不安を抱えながら日々を過ごしています。自分なりに健康を守っていても、口にするもの、触れるものが、知らぬ間に何かで犯されている現状です。これは「テロ行為だ」と言っている専門家もいるのです。
月に1度、私の所へ、ツボ手当て&カウンセリングにみえるお母さんと高校生二人の娘さんたちの一人から、「世の中が発展すれば、私たちの体は悪くなっていくはず…長生きできない。」なんて、絶望的な言葉を聞きました。事故米の話題から話が進んだのですが、子供たちまでが社会への不安を隠しきれないようです。
「今に食べるものがなくなる」と言った方もいました。でも今の私たちに課せられていることは、危険を跳ねのけ、安全を見分けることで、一人一人が頑張ればこの危機から脱出出来るのではないかと思っています。とにかく、あわてず落ち着いて身の回りをよく見て、本物を見極めて下さい。

いつだったか平日の、地方からの帰路、東京行きの新幹線の中はビジネスマン諸君でいっぱい。中年男性二人の会話を耳にしました。「最近、疲れがたまっているようで…」「一度、人間ドックで検査してみたら、私もこの間受けてみて・・・」、二人とも余程疲れていたのか、次の話題もなく、すぐに背もたれに体を押しつけるようにして寝入っていました。どこかのコマーシャルを見ているようでした。そして、最近の出張は女性も多く、オフィスレディとすぐ分かるような若い女性たちも、疲れきっているのか、若いビジネスマン諸君と同じようにぐったりとした眠りにつき、車内は「シ〜ン!」。列車の音だけ。中年男性の予備軍たちよ!若いビジネスレディ&ビジネスマンたち、お気の毒に思います。ちょっと、暗い話でした。
皆さん、仕事に頑張るのもいいけれど、定期健診を受けながら、ご自身の体を大切にしてください。元気でなければ何もできませんよ。前向きに、ポジティブな人生を送ることが大切です。みんなで幸せになりましょう。

先月号の「叔父の健康法」、その後、叔父からFAXが入りました。「一人でも多くの人に読んで頂き、自分の生活に取り入れてもらい、1日でも長く元気に生きがいを持って、生きてくれることを望んでおります。自分なりの健康管理をして病気をすれば、これは運命(天命)と諦めて悔いないはずです。
これからも頑張り続けるつもりです。ありがとう。   9月2日」

「食」−第11回(9月)−

今、人気のあるイタリア料理もその昔(3〜40年前)は、レストラン(洋食屋さん)へ食べに行く特別な料理で、家庭の夕食の定番ではありませんでした。いろいろな種類のパスタ料理、ラザニア、ドリア、ピザ・・・パンをオリーブオイルにつけて食べることなんて考えもしなかった。各種スパイス、オリーブオイル、チーズ、スパゲッティーなどの食材が、近所のマーケットでは手に入らなかったことを覚えていますが、今や簡単に手に入り、誰でも本格的なイタリア料理を作ることが出来ます。インスタントもあり、子供も大好き、なくてはならない夕食のメニューの一つとなって、イタリア人もびっくりの「食の文化」を感じます。
私が初めて食べたパスタは、スパゲッティーナポリタンとミートソースでした。その洒落た、こってりとした日本流のイタリア料理が大好きでした。今回は、そんな頃に教えてもらったミートソースをお伝えします。日本の食材だけで作った、でも味わい深い昔の洋食です。「極うま」ではないけれど、家族に楽しんでもらえる味だと思います。ぜひ試してください。

ミートソース

【材料】4人前
牛挽肉(又は、合挽肉)…200g、玉ねぎ…1個、トマト…1個、ニンニク…1カケ、 サラダ油…大2、小麦粉…大2、ケチャップ…1/2C、スープ(水&ブイヨン8〜10g)…1C、 酒…大2、仕上げに塩、こしょう。隠し味にソース大1、しょう油少々。
※今回は、ニンジン、ピーマンのみじん切り入り。

【作り方】
@玉ねぎ、ニンニクはみじん切り、トマトは1センチ角に切る。
A鍋に油を入れ、ニンニク、玉ねぎをきつね色になるまでゆっくりと炒める。
B次に挽肉、小麦粉を加え1分間炒めて、トマト、スープ、ケチャップ、酒、隠し味を入れ、30分以上煮込む。
C塩、コショウでしっかりと味を調える。
※パスタは、お好みの太さ、分量、硬さで茹でてください。食べる時にお好みで卸チーズをたっぷりどうぞ。

私は、いつも2〜3倍の量を作り、分けて冷凍したり、次の料理に使います。茹でたポテトのスライス、オリーブオイルでさっと焼いたナス、トマトのスライスなどとホワイトソース、チーズ、ミートソースを交互に重ねオーブンかフライパンで焼き上げますが、ボリューム満点のおいしい料理です。皆様もいろいろ工夫されて、独自のおいしい料理を楽しく作ってください。そして、「おいしい笑顔を…ありがとう!!」って感じてください。

P.S.…葛飾区のKさん、8月号に「ミートソース」楽しみに…ってお伝えしましたが予定変更でした。ごめんなさい。写真でもおわかりの通り、野菜嫌いのお子さんのために、ニンジンとピーマンのみじん切りを入れました。なすやしいたけを入れてもいいですね。

ミートソース01   ミートソース02   ミートソース03
玉ねぎなどをしっかり炒めます。 さらにひき肉を加えて炒める。 小麦粉を加え炒めます。
ミートソース03-2   ミートソース04   ミートソース05
ピーマンやニンジンを入れた時。 煮込む前の様子。 30分以上煮込みます。
ミートソース06        
生野菜サラダを添えて召し上がれ。    
 

「健康」−第11回(9月)−

暑い夏も終わり、秋を感じる季節がすぐそこまでやって来ています。皆様の健康状態は如何でしょうか。夏の疲れは残っていませんか。疲れた体は、早目に休ませること。季節の変わり目は、特に気を遣いましょう。ご自分の体ですから・・・。

今回は、私の叔父(母の弟)を紹介したいと思います。「健康」の題材にふさわしい生活を、義おばとふたりでエンジョイしているんです。二十代の気持ちを持ち、年知らずの毎日を送っているそうです。来年のお正月がきて「傘寿」、八十歳になります。叔父とは、もう長い年月あっていませんでしたのでもうそんな年なのかと驚いたぐらいです。季節の手紙やたまの電話で近況を話すのですが、いつも私のことや家族のことを気にかけてくれるほど思いやりを持ち、両親に物足らない分の愛情を、かけてくれます。妻を愛し、二人の娘を可愛がり、仕事を頑張り・・・今はかわいい孫たちを気にかけ、並々ならぬ健康づくりの努力と生きがいを持って、若さを保っているとのことです。その規則正しい生活を紹介します。

日課は、朝8時頃の起床から始まります。まずは30〜40分軽い体操を、体慣らしのために行います。 朝食は、必ずご飯(茶碗に1杯)に味噌汁、たっぷりの生野菜を含めた副食、酢や牛乳に黄粉・胚芽米などを入れたドリンクなどを、ゆっくり時間をかけて、たっぷりと食べるそうです。その代わり、昼食はヨーグルトのおやつ程度。そして掃除をしたり、暇な時には庭の手入れ(剪定や草取り)と、家事のお手伝いも若い人には負けません。
車の運転もまだまだ現役で、買い物にお付き合いしたり、近くに住む孫たちのレッスンの送り迎えまでこなしています。熊本に住む叔父は、遠く福岡に住むもう一人の娘家族に会いに行くために高速道路も走るそうで、40年間無事故無違反で表彰もされています。
夕方は、時間があればウォーキング。とにかく体を動かす心がけが必要、と言っています。 夕食は8時頃、数多い副食とともに、夫婦でゆっくりと晩酌を楽しみます。缶ビール1本を二人で分け、ワイン2〜3杯又は清酒1合。一日の終わりの、くつろいだ幸せな時間ではないでしょうか。そして、これで終わるのではなく、食後からまた体を鍛えます。柔軟体操、ダンベル(1キロを両方に持ち)など、1時間ぐらいかけます。就寝は、12時〜1時頃。

毎日の積み重ねから、叔父なりのペースを作り出しているわけです。義おばは早朝のウォーキング、体操、太極拳のレッスンなどをエンジョイしています。お互いに自分たちのペースを守りながらも、共通の時間を楽しむことが、老後に必要なことの一つではないでしょうか。また叔父は頭の体操、ボケ防止として、囲碁をたしなみます。5段の腕前。孫にも教え、おじいさんに続く腕前になりつつあるようです。現役時代から豪快でエネルギッシュに働き、規則正しい生活もずっと変わらず、家族から「お時計さん」とあだなが付くぐらい…。老後も「生涯現役」の精神で「いつ死んでも悔いなし」と言っていました。

「健康第一」に心がけることは、体を動かすこと、楽しみを見つけること、自分のペースを崩さぬこと、そして、1年に1度の病院での健康診断も欠かさないこと。
人それぞれに生活も違い習慣も違います。無理のないご自分に合った「健康」な生活を楽しんでください。日々の積み重ねは大切です。

自分を大切にし、思いやる心を忘れず人を愛することで、辛いことでも楽しい人生に変えることができるはず…と確信しました。見習っていきたいと思っています。

「食」−第10回(8月)−

夏本番!!夏バテしないように、食事はしっかりと取りたいものです。とは言え、やはりさっぱりとした物や、冷たい物を食べたくなってしまいますね。調理をするにしても、簡単に作ってなるべく暑い台所に立つ時間は短くしたいものです。
さてビールの好きな方になくてはならない「つまみ」。料理屋の夏のお通しの定番ともいえるもの「枝豆」。子供から大人まで誰でもが聞いただけで、その食べやすくておいしい豆を想像でき、早く食べたいなあと思うはずです。アルコールのだめな私ですが、枝豆だけをいつもいっぱい食べます。
今回は、その「枝豆」について調べてみました。私のちょっとした好奇心から皆様にお伝えしたくて、いつも農業について教えて頂いている、M市のTさんに「枝豆」の作業を尋ねてみました。お忙しい中、種をまいて収穫するまでを写真に撮り提供していただきましたので、私なりにまとめてみました。

「枝豆」のできるまで

「枝豆」のできるまで01
【1】その名前も「湯上り娘」という、いかにも夏を思わせるブランド名で、茶豆風味の枝豆です。写真のように、まずは種まきですが、間隔と粒数をそろえてあります。(この種は4月後半から4日おきぐらいにまき、7月〜8月が収穫となります。)
「枝豆」のできるまで02
【2】この品種は「サッポロミドリ」。写真でご覧の通り、種は種類によって色を変えているそうです。種をまき終えたら、違う種類の土をかぶせます。
「枝豆」のできるまで03「枝豆」のできるまで04
【3・4】発芽させるために加温します。写真は手作りの発芽機で、ビニールで全体を包み下にはヒーターを敷き、一定の温度を保ちます。3〜4日で芽が出てきます。
「枝豆」のできるまで05
【5】150日ぐらいしたら、いったん外に出して本葉が出たら定植です。
「枝豆」のできるまで06「枝豆」のできるまで07
【6・7】地温を高めるために、ビニールを張り【5】を定植します。
「枝豆」のできるまで08
【8】約100日ぐらいで実が膨らみます。
「枝豆」のできるまで09
【9】出来上がったころ合いを見て、収穫です。
「枝豆」のできるまで10
【10】枝から豆だけを切り取り袋詰めし、手間暇かけたブランド豆の出来上がりです。さあー出荷です。

枝豆の種類は、100種以上あるとのこと。「湯上り娘」は栽培が難しく、2年かけ失敗を繰り返し改良したものだそうです。普通の枝豆は2月の終わりごろから種まきが始まりますが、いかに丹精込めて作られているかお解りになったでしょうか。農作業はどれもご苦労なことばかりです。農業に携わる方々、これからも頑張ってほしいと心から願っています。Tさん、今回は本当にありがとうございました。

さて、枝豆が酒のつまみに良いというのは、体の中のアルコールの酸化を防ぐそうで、肝臓にかかる負担を和らげる役目があるようです。他に、たんぱく質・ビタミンB1・Cを含んでいて栄養効果も優れ、婦人科系の病気予防にも良いと、以前聞いたことがあります。難しいことを考えなくても「旬」をいただくということは、いつの間にか自然に、体のことを考えた「食」をいただいているということなんですね。「旬」を楽しんでください。

ありがとうございました。


今、ナスがおいしいですね。今頃の時期は皮が薄く中は柔らかくて、生でも食べられます。水でさらす必要もありません。さっぱりとおいしい、簡単調理をいくつかお伝えします。試してみてください。どれも冷やすこと、お忘れなく!!

揚げだしナス

【材料】
ナス…8個、揚げ油、細切り鰹節、漬け汁(しょう油…大2、水…大5、生姜汁…小1)

【作り方】
@ナスは皮をむき二つ割りにし、薄切りしてからさっと塩もみして、軽く水洗いして絞る。
Aみょうが、青じそ、生姜をみじん切りにし混ぜ合わせ味付けする。すぐに食べられます。

ナスかおり漬け

【材料】
ナス…3〜4個、みょうが…1個、青じそ…2〜3枚、生姜・塩・しょう油・酒…少々

【作り方】
@ナスは、皮を縦縞になるように取り、サっと水につけ水気を取る。
Aみょうが、青じそ、生姜をみじん切りにし混ぜ合わせ味付けする。すぐに食べられます。

即席漬け

【材料】
ナス…7個、みょうが…2こ、しょう油…大2、からし…お好み

【作り方】
@ナスは縦に四等分にして、やや斜めに薄切り、塩もみします。
Aよく混ぜておいた醤油とからしをかけ、軽い重しをする。すぐ食べてもおいしいです。

「健康」−第10回(8月)−

暑い、暑い夏です。子供の頃は、エアコンもなく扇風機やうちわで、暑さをしのいだものです。そして、朝、夕、少しでも涼しくなるように、庭や道路に水をまくと、ひんやりとした風が気持ち良かった…。今は、部屋の中はエアコンのスイッチ一つで快適に、でも外は室外機の熱風や、アスファルトの舗装道路の照り返しで異常に高い気温、とても打ち水程度ではかないません。自然は破壊され、「風情」などという言葉も死語となってしまうのでしょうか。
ともあれ、この夏を乗り越えましょう。こんな暑さに負けない・・・と気持ちをしっかりと持ってください。3度の食事をしっかりとり、夏バテ防止のための栄養補給を忘れずに。たくさんの情報源から、自分に合った食事を選び、また家族のことを考えた食事選びから物価対策も含めて、いろいろ考えなければいけない主婦(主夫)は、暑さなんかに負けてはいられません。体の弱い方、高齢の方々も気力をしっかりと持たれ頑張ってほしいと思います。

6月の初め、我が家に外国からのお客様がいらっしゃいました。65歳と85歳の女性の方、おふたりとも日系の方で日常生活はあちら式、ひとりの方は日本語も苦手でした。おふたりで数年に1度は日本の旅を楽しんでいらっしゃるそうで、物静かですが好奇心旺盛で何にでも興味を持ち、カラッとしたおふたりの性格がその旅を楽しくさせているそうです。
広島〜大阪〜静岡〜東京、そして我が家から成田空港へ、1カ月以上の長旅を過ごされたようです。 5日間の滞在中、朝はパン、サラダ、ヨーグルト、ジュース、サンドイッチなど、もちろん和食もきちんと食べられ、お昼は麺類など軽い物、夜は中華レストラン、寿司、和・洋風の手料理など何でも楽しまれました。10時と3時ごろにはおせんべいや和菓子など、おやつをつまみ・・・。おひとりは昔のお友達に会いに行ったり、おひとりは私たちとピクニックへ出かけたり、もちろん観光名所へもご案内もしましたが、精力的な行動にはびっくりしてしまいました。夜は10時頃から11時位までには休まれ、7時ごろに起きてこられました。

いろいろなお話の中で「健康」については、やはりそれぞれに過去に大病をされ持病を持たれたり、大けがをされ後遺症に悩むこともあるとかで、本当の健康体ではないそうです。それでもおふたりとも、とても年には見えず10歳以上若く見えることは確かで、そのエネルギッシュな活動力はどこから来るのでしょうか。おふたりの過去にしても、決して波風のない人生ではなく、ちょっとお伺いしただけでも小説に書けるぐらいのお話でした。

人生、苦しみ辛い時期を通り越せば、必ず穏やかな人生をつかむことが出来るんですね。そしてそれは、自分自身の気持ち次第だということ・・・私がいつも皆様にお伝えしていることです。おふたりから学んだこと、確信したこと・・・私も勇気がわいてきて頑張ろうと思いました。

2007年・3月(第5回)「Eからのメッセージ」に「…過ぎる」ことのダメ!! この記事を、もう一度読んでください。

「健康」であるべきための復習です。皆様のご健康心からお祈りしております。

「食」−第9回(7月)−

これは、ロールキャベツと同じものですが、違うところが、包む手間いらず、春キャベツのように柔らかくて薄い葉でも破れる心配いらず、逆に硬い葉で、1枚をきれいにむけずばらばらになった葉でも大丈夫、コトコトと煮込んでいきます。肉の量に合わせた深鍋を用意、深い方が重ねた肉を盛り付けて切り分けた時に、ケーキのようできれいです。
この料理は、30年ぐらい前に教えてもらったものです。最近はケーキのミルフィーユのように、肉を何層にも薄く重ねた料理がありますが、その原型のような気がします。出来上がりをひっくり返して盛り付けます。何層にも重ねなくても、充分見た目にも豪華で、これもまたとても懐かしい味がします。台所から漂う、肉とキャベツの煮込み料理のにおいがたまりません。おいしさは「グー!!」です。
お好みの野菜をみじん切りにして、好き嫌いの多いお子様向けに工夫してください。

キャベツと豚肉の重ね煮

【材料】4人前
キャベツの葉…5〜6枚 合挽肉…200g ベーコン…3枚 玉ねぎ…1個 人参…1/4本  たまご…1個 水…2〜3カップ 固形スープの素…2個 食パン…1枚(または、パン粉) 酒または赤ワイン…大1 ナツメグ…小2 塩、こしょう…適量

【作り方】

@キャベツの葉は、さっとゆでておく。(レンジを使ってもよい)
A玉ねぎ、にんじはみじん切り、食パンは牛乳を加えて湿らしておく。
B肉、卵、酒、ナツメグ、塩、こしょうをAと合わせて充分に混ぜる。
C鍋に、全体に薄く油を塗り、まずはベーコンを敷き詰め、キャベツ、肉…と交互に重ねていく。
D鍋の周りから水を回し入れ、スープの素をつぶして振り入れる(顆粒のスープの素でもよい)。
30分以上煮込み、塩、こしょうで味を整える。
E盛りつけは、スープだけを取り出し、鍋に盛り付け皿を当て、肉をさかさまに取り出す。
Fスープはそのままでもいいですが、ケチャップを足し水溶き片栗粉でとろみをつけたりして、肉を切り分けてから、食べる時にかけてください。(お好みで煮込む前にケチャップ少々を入れると、一味違った風味を楽しめます。)

キャベツと豚肉の重ね煮   豪快ハンバーグ
キャベツと豚肉の重ね煮
(7〜8人前)
豪快ハンバーグ
(7〜8人前)

私は忙しい時に、一人ずつのハンバーグを作るのが面倒で、大きなミートローフのようにオーブンか大きな厚手のお鍋で人参やジャガイモなどの野菜と一緒に蒸し焼きにします。焼きあがるまでに他のことができる、楽々クッキングです。

「健康」−第9回(7月)−

“朝早く目が覚め、ブラインドからのこぼれ陽を確かめ、「お天気だ!」と、窓を開けると、今の時期は小鳥のさえずりがにぎやかで、目の前の緑がまぶしく、空の青とのコントラストがとても美しい。テレビをつけ、ニュース番組をひととうり見ながら、朝食の支度をする。「おはよう!」と主人の挨拶、やがて心地よい朝の音楽がかかり、コーヒーの香り漂う中、何気ない私たちのモーニングタイムが始まる。二人の静かな会話や、新聞を読んでいるかすかな紙の音も、これから始まる忙しい1日の前に持てる、大切な時間である。若いころからずーっと夢見ていたことで、子供たちもそれぞれの家庭を持ち、独立し、夫婦二人になってやっと持てた静かな時間・・・・お互いに元気でこの幸せを、大切にしていきたいと願っている。”
しかし、私たちはいつ、自然の災害に見舞われるかわかりません。今回の地震でも、私たちは自然の恐ろしさと無力さを、見せつけられました。明日はわが身・・・・もう一度災害時のことを考え、「防災袋」の中身を点検してみたらいかがでしょうか。いざという時に、何とか落ち着いていられるように心がけたいものです。

「健康」であるための基本は、やはり暴飲暴食をせず、適度の運動、睡眠、定期健診などなど・・・・規則正しい生活を送ることです。しかし現代社会では、ストレスをためてしまうことで、重い病を抱え込むこともあります。でも、考え方ひとつで、ストレスなんか吹き飛ばすことができます。プラス思考で物事を解釈し、正しい選択をしていくことで先への道へ導かれます。困った時は、もう一度過去を振り返ってみて、何がいけなかったのか考えてみましょう。「原点」に戻り、一つずつの見直しをすることで思いがけない欠点を見つけだすことができます。やり直せばいいじゃないですか・・・。皆様に、楽しい人生を提案いたします。

もうすぐ学校の夏休みが始まります。そして小学校では、恒例のラジオ体操が始まります。NHKのこの番組の歴史はとても古いものですが、時代の流れと一緒に歩んでいるように思えます。健康なからだ作りの基本…この体操の中には、体にいいものがいっぱい凝縮されています。
夏の早朝、時間になると、どこからともなく集まってくるたくさんの子供やその家族たち、地域のお年寄りもがんばって、10分少々のあいだ全身を動かします。不思議なもので、もう何十年もやっていなくても、みんなと動いていると体が次の動作を覚えているものです。そして案外、痛いところもあったりで、思うように動かせないところが解ったりします。
今年の夏は、近所の公園や小学校で子供たちと体操をしてみてはいかがでしょうか。自分の体を、見直すチャンスかもしれません。

以前、お教えしました足のかかとあげ体操に、一つ付け加えたいと思います。
両手を広げて、へその下腹に当て、おなかを引き上げながら足踏みをします。中年の方々、体を引き締めたるみをアップ・・・・頑張ってみませんか。ひざの高さは直角になればベスト、回数は、両足10回ぐらいから始めたらいかがでしょうか。あくまでも、自分に合った高さや回数から、少しずつ始めてください。

「健康」のために、頑張れ!!

「食」−第8回(6月)−

今回のクッキングは、醋溜丸子(ツー・リュウ・ワン・ツ)、中華料理でおなじみの肉団子です。作り方もかんたんで、失敗のない、でも味はプロ級です。中華風コーンスープを添えておいしい中華ディナーをどうぞ!!外はカリッ、中はフワーッとジューシーな肉団子、ぜひご賞味ください。

肉団子

【材料】4人前
豚ひき肉…250g / 長ネギ…2分の1本 / 生姜…1片
調味料(A)小麦粉・片栗粉…各大3 / たまご…1個 / 水…大3〜4
調味料(B)水…3分の1C / しょう油…大3 / 酢…大2 / ケチャップ…大1 / さとう…大2 /片栗粉…小1.5 / 仕上げ用にごま油…小1

【作り方】
@ネギはみじん切り、生姜は皮をむいておろす。
Aひき肉の中に@と調味料(A)をよく混ぜる。
※材料を厚めのビニール袋に全部入れて、手でもみながら合わせる。この方法は鍋料理などの具材の柔らかいもの、鳥団子などを手を汚さず、まんべんなく混ぜ合わせるのに便利な方法です。(写真参照)
B団子を作りながら、熱した油(中火)で、こんがりきつね色になるまで揚げる。
(カラッと揚げるためには、何度もひっくり返さず、色づくまで裏・表1回ずつにする)
※団子は手でしっかり肉をつかみ取り、親指と人差し指を輪にしながら、ギューッとしぼり出し、丸くなったところをスプーンですくい取り、油に入れて揚げます。(写真参照)
Cフライパンに調味料(B)を入れ、よくかき混ぜてから火にかけ(中火)、団子も入れ、とろみが出たらごま油を回し入れ、全体的になじませ出来上がりです。(水につけてシャキッとさせた白髪ネギを、盛りつけた団子の上に飾ると、高級感が出ます。)
※ひき肉の味付けは、タレが濃厚なので塩を入れていません。また、ひき肉にみじん切りの人参を入れてみたり工夫してください。つけ添え野菜には、もやし、ほうれん草をさっとゆで、塩、ごま油で味付け、あるいはチンゲン菜をゆでたものや、たっぷりの炒め野菜をどうぞ。できあがりは約10人前です。




中華風コーンスープ

【材料】4人前
クリームスタイルのコーン缶詰…1缶 / スープ(チキンスープの素、又は中華風スープの素)…5C / みじん切りネギ…大1(仕上げ用に大2) / 片栗粉…大2分の1/ たまご…1個 / 塩、こしょう、ワカメ適量

【作り方】
@鍋に油を少々入れ、ネギ、生姜を弱火で軽く炒める。
Aスープを加え、コーンを入れ、温め、水溶き片栗粉を入れる。
Bとろみが出たら、溶きたまごを菜箸に添わせながら流し入れ、全体に混ざるように軽くかき混ぜる。(この時、よく熱したスープにたまごを流し入れないとスープが白くにごってしまうので注意してください。)
C各々のカップにワカメを入れておき、スープを注ぎ、仕上げにネギのみじん切りを浮かす。

「健康」−第8回(6月)−

梅雨の6月。この1ヵ月間は夏と冬を繰り返すような天気が続き、季節感も薄く、日本の美しい四季は無くなってしまうのでしょうか。とにかくこんな天候では、体調もおかしくなってしまいます。体がだるくなったり、やたら眠かったり、疲れもピークに達するはずです。自分の体をよく知り、自己管理をすること、疲れていると思ったら、早目に体を休めることが大切です。しかし何と言っても1日の疲れをほぐすには、やはり入浴ですネ。今はいろいろな入浴グッズがあって、お風呂も楽しいものです。体を温め、リラックスさせ、1日の疲れを落とし、ぐっすり眠ることが何より。でも入浴をするお風呂場やシャワールームのお掃除も忘れないでください。特に、窓のないユニットバスなどは、換気扇の時間を長くして湿気を取らなければいけません。

ここでちょっと、湿気やカビ対策をひと工夫。入浴後ひとり一人が毎回忘れずに実行することで、かなりの効き目があります。それは入浴後に、湯の掛かった周りの部分から床の隅々まで、シャワーや洗面器で水をかけること。石鹸の泡や抜け毛なども流すことができ、自分の分の「簡単おそうじ」です。後々の風呂掃除の手助けにもなります。また流した後の排水溝のごみも、大人であればひとり一人がバスルームを出る前にかたづけて行く習慣を身につけたいものです(素手でごみを取った場合は、必ず石鹸で手を洗うこと)。台所のシンクやふきんなども同じで、仕上げに「水」…これでサッパリ。カビ防止、習慣にしてください。

さて、バスタオルはどのようにお使いですか? 家族が多い場合など特に、ひとり一人が使うと、その人数分の洗たくは大変です。梅雨時は乾かすのも時間がかかり、すぐに洗濯せず部屋や脱衣室にかけておけば、かびの原因になります。我が家で実行していることは、入浴後は、バスルームの中でフェイスタオル一枚を使いサッサッとふくこと…これは、小さいお子様には特にお勧めで、出た後の体が冷めにくく、寒い冬には最適です。長い髪の方はもう一枚…とにかく、水分を早く取り除くことです。フェイスタオルだけで物足りないと思うかもしれませんが、意外と水分を吸収してくれるんです。この要領でタオル使いをすると、冬の寒さも気になりません。1年を通じて活用でき、エコ対策にもなります。

最近は、近所のお風呂屋さんがほとんど姿を消し、淋しいものですが、その代わりにちょっとお洒落な「スーパー銭湯」や、「〜温泉」「〜の湯」と、近所の町の中に、地下から掘り上げた天然温泉がお目見えしています。まだ出かけたことのない方は、家族そろって行ってみてはいかがでしょうか。出たり入ったり、みんなで食事したり、サウナやマッサージ、いろいろな種類のお風呂があり、夜の露天風呂は、暗闇に星と月と風がとても美しく気持ちがいいですよ。

お体、大切に…!! 

P.S. 先日、今年の初めから愛読されている方からおたよりを頂きました。「腕と足の体操」を続けていたら、二の腕のたるみがなくなってきて、足首が細くなってきた…とのこと。”継続は宝なり”何事も・・・・・がんばってください。

「食」−第7回(5月)−

「食の危険」は、今や偽装や有害物質などの問題だけではなく、4月1日からの「値上げ」により、さらに食生活を脅かされることとなりました。そしてそれは昔の食糧事情に戻っていく気配さえ感じるのですがいかがでしょうか。
たまたまニュースで「バターが手に入らない」という特集を見てまさか…と思い、何件かのスーパーへ出かけてみました。事実、スーパーの棚からバターが消えていて、自分の目を疑ったほどでした。そしてマーガリンはあるのですが、パッケージが新しくなり、量は減っているようで、それぞれのメーカーの値段と量の割合を見比べているのは、私だけではありませんでした。お惣菜や調理パンをはじめ、いろいろな加工品については、少なくなり、小さくなり…食材が手に入りにくくなれば「作る」ことができなくなり、営業もままならない最悪の事態になってしまいます。因みに買い物の合計金額は、以前より2〜3割も高くなってしまいました。
でもこれも年頭にこのページで書きました「原点に戻る…」ことの一つで、食についても言えることではないでしょうか。戦後の物資のない貧しい時代から、ずいぶんとぜいたくになった現代に、見直しが必要とされる時が来たように思います。

ここ何年かの「食」のプログラムは、テレビ・ラジオ・雑誌などでも「健康」や「体に優しい食べ物」が中心となっています。料理番組を見てもシンプルで素材を活かした作り方が人気のようです。主婦の皆様、『我が家の経済状態と食生活』を見直し、良い食材を選び、心をこめておいしい料理を作りましょう。残り物を腐らせることなく工夫して料理上手になってください。レストランや食堂を経営されている方々、作物を作っている方々、食材を生産している方々も頑張って欲しいと思います。食べられることに感謝して「食」を守っていきましょう。

※今回はクッキングはお休みです。皆様もおいしくて、かんたんなお得意料理を教えて下さい。来月は肉料理を考えています。お楽しみに…

「健康」−第7回(5月)−

医療問題も深刻になっています。私たちの健康を脅かす原因の一つに、国のずさんな政策があったと言えます。真面目に頑張ってきたお年寄りが犠牲になり、さらに若い人や子どもたちまで、病気になったらどうしようという不安を抱える毎日です。ここでもまた、国にお金をむしり取られるような感情をいだかずにはおられません。早、将来の生活を悲観して自殺や殺人…という悲劇がおきています。

昔、病院へ行く人はお金持ちだけで、余程具合が悪くなければ、家で安静にして様子を見ているだけでした。「風邪をひいたぐらい死にはしない、寝ていれば治る」と親から言われたものでした。そして消化の良いおかゆや、栄養のあるたまごやバナナを食べさせてくれ、抵抗力をつけてくれました。やはりここでも言えることですが、もう一度“医”の原点に戻り、見つめ直してはいかがでしょうか。医者に頼るばかりでなく、必要な時に病院へ行き、必要な薬だけを処方してもらい、体に合うか合わないかも、その症状の改善状況を確認し選択すべきです。薬漬けにならないように自身で気をつけましょう。見極めが必要です。医師も患者も“医の原点”を考え直すべき時期になりました。

85歳の父の定期検診に、かかりつけの病院へ付き添って行きました。いつもの医師が休みで、代わりの若い医師と父の会話…、「調子はいかがですか?」「肩が張ったようで重いですね」「それではシップ薬をだしましょうか?」父は一言「結構です」。あの時の内科の医師の診断は何だったんでしょうか。この症状にはこの薬…という勉強をしてきただけの今の若い医師の答えとしても、合点がいきません。待ち時間が1?2時間、診療時間が5分足らず、これこそ身近な不安です。また4月に入ってから、両親の検診日に付き添いました。それぞれ別の総合病院で、その待合室はいつもあふれんばかりの患者の姿があるのですが、半分ぐらいに減っているのにびっくりしました。皆さん医療の負担や値上げに、余儀なくされ、がまんされているのでしょうか。

一方こんな体験もしました。もう十年以上も前のことですが、ある町へ毎月通い、何十人という人のご相談を受けている中で、足を引きずっていた主婦が不思議なくらい回復し、大喜びだったのですが、突然来なくなり気にしていると、他の方から来なくなった真相をお聞きしました。なんでも彼女は障害者の認定を受け補助金をいただいていたそうで、ご主人に「歩けるようになったら補助金がもらえなくなるから足を引きずっているように…」と怒られたそうです。びっくりするような話で、その時の私はショックで言葉もなく、なす術もありませんでした。今、障害の申告を偽っている人々の悪行が問い正されています。悪いことって最初は気が引けていても慣れると気が大きくなってしまうんですね。甘えることなく正しく生きることも自身の生活を見直すチャンス、と考え直すことは出来ないのでしょうか。

私の「かんたん体操」はきっとあなた方を守ってくれるはずです。自然治癒力は、私たちの体の中に眠っています。正しい処置は、病の人も、元気な人もその心がけで自然治癒力が増してきます。今までのページにある体操をぜひ継続させてください。前述の「風邪の熱」は、下げるのではなく布団をかぶり、暖かくして安静にし、汗をいっぱいかいて、下着を何回もかえる。温かくて消化の良いものを食べ、水分をたくさんとること。のどが痛ければうがいを何回もする。昔から行われていた方法です。とにかく体を休め眠ること。もちろん普段からの予防が何より大切です。(注)体力のないお年寄りや病弱の人たちは、すぐに医師にご相談ください。

「食」−第6回(4月)−

今月の料理は「キッシュ」Quiche(仏語)

最近ちょっと聞き慣れてきた食べ物ですが、私がこの"めずらしくおいしい"『キッシュ』と出逢ったのは十数年以上も前のことで「こんなに、おいしい物…」と感激をし、当時はまだ一般に売られておらず、それならばと自分で工夫して作ってみたのです。初めて食べた時のエピソードは想い出深いものがありますが、長話になりますので次の機会にでも…とにかく、このケーキやお菓子でもなく、パンでもない食べ物は、今、コーヒーショップや手作りパン屋さんなどで、形も、小さな円型からアップルパイのようにカットされたものまで買うことができます。ほうれん草、ベーコンの具材が一般的で、野菜、魚貝、ひき肉…なんでも、いろいろ、生たまごと生クリームで混ぜ合わせ、パイ生地に流し入れ、オーブンで焼き上げます。中味はふんわり、外側はパイ生地でパリッとして、コクがあってお腹もふくれるので、朝食やランチ、ティータイムに、温かいコーヒーや紅茶とよく合います。
『キッシュ』はフランス・ロレーヌ地方に伝わる伝統的な郷土料理で、その歴史的なことはよくわかりませんが、地中海沿岸の地域でも、一般家庭料理として食されているようです。
3月半ば地方へ出かける東京駅で、列車の待ち時間が30分以上あったので、今うわさの地下街を歩いてみました。おしゃれな店がたくさんある中の若い人でごったがえす、ちょっと外国の雰囲気のようなお店に入ってみました。輸入食品やお菓子、コーヒー、紅茶、洋風弁当、めずらしい材料たっぷりのサラダ、チーズ、サンドイッチ、手作りパンがあって、奥へ入ると、突き当たりのショーケースの中に、フランスパンにあふれんばかりのローストビーフやチキン、生野菜のサンドイッチがあって、その隣に数種類の『キッシュ』があったんです。一切れが結構厚くて大きくて、お値段も高かったのですが価値ある一切れだと思い、地方での仕事をすませた後もう一度立ち寄り、おみやげに買って帰りました。大満足、家族も大喜びでした。『キッシュ』を「食」に出そうとずいぶん前に決め、試食分を作り、写真を撮り終え、この原稿の下書きもすませた後、引きつけられるように見つけた『キッシュ』、劇的再会に感激でした。

キッシュ

【材料】
ほうれん草…80g(2〜3株) / ベーコン…2枚(50g) / 玉ねぎ…大2個(みじん切り) / じゃがいも…小2個 / たまご…2個 生クリーム…1パック チーズ(ピザ用)…60〜80g 塩・こしょう…少々 市販のパイ生地
※20cmのタルト型を使用

キッシュ_A   キッシュ_B
材料を色々工夫するのも楽しい。 準備完了!あとはオーブンで焼く。

【作り方】
@タルト型にパイ生地をしきつめて、フォークで全体的に穴をあけておく。
Aベーコン、玉ねぎは炒めて、塩・こしょうで味付けしておく。ほうれん草はゆでて荒みじん切り。じゃがいもは5mmぐらいの厚さに輪切りにし、ゆでておく。
Bたまごをフォークなどでよく混ぜ合わせ、生クリームを少しずつ加える。
CBにベーコン、玉ねぎ、ほうれん草、チーズを加え、混ぜ合わせる。
DCの材料をパイ生地の型に1/2流し入れる。じゃがいもを全体にしきつめ、残り1/2を流し入れる。
Eオーブンで焼く(目安200℃、25分ぐらい)。

キッシュ_C   キッシュ_D   キッシュ_E
おいしそうに焼き上がりました。 けっこう厚みがありますよ。 野菜サラダを添えたり、楽しい食卓に!
 

「健康」−第6回(4月)−

外反母趾でお悩みの方々へ…

外反母趾は、先のとがった高いヒールの靴を毎日はいている女性に多く見受けられ、ほとんどの女性が、と言ってよいほど、これで悩んでいると聞きます。私の場合は、とがった靴や高いヒールの靴などはいたこともなかったのに、中年を過ぎた頃から、親指のつけ根の内側がまるでコブをつけたようにふくらんできました。ある時、母親の足の形を見た時の記憶がよみがえり、全く同じ足の形をしていて、これは遺伝なんだとわかったんです。母が外反母趾で苦しんだなんてことは聞いたことがありませんでしたが、私は厄介なことに立ち時間が長かったり、たくさん歩いた時など激しい痛みが走り、そこを何かにぶつけようものなら、悲鳴を上げるほどの激痛で、しばらく口もきけないほどでした。

さてこんな苦しみから少しでも解放できる方法…いつものようにかんたん体操をお教しえます。(私の体操は全て自分の苦しんだ時期の経験から編み出したものです。)
まず床に座って、両足を揃えて投げ出し、指先を立てた状態にします。左右の外反母趾のふくらんだ部分同士を「コン、コン、コン…」とぶつけ合います。痛みがひどい方も、最初は軽くふれ合う程度でも、慣れてくると少しずつ痛みがやわらいできて、やがて内側に入っていくような感じになります。不思議にも靴に当たっていた所が気にならなくなり、かなり楽になります。慣れてきたら、いすに座って両足をまっすぐ前方へ揃えて、床から少し浮かせ、つま先を伸ばし、同じように「コン、コン、コン…」とぶつけ合います。一回につき30?50回ぐらい、毎日1?2回続けてください。時間はかかりますが、良い結果が出るまで試してみてください。信じる…信じない…は皆様の気持ち次第です。まずは「ダメ、モト」で努力してみましょう。無理をせず、気長に、自分の「痛み」と「サヨナラ」してください。 頑張れば楽になりますよ…。

「食」−第5回(3月)−

「押し寿司風ケーキ」

ひな祭りの3月。卒園、卒業…何かとお祝い事が多い月です。テーブルの上に花を咲かせてはいかがでしょうか。お忙しいお母さん、お父さん、有り合わせの物で簡単に作れます。お子様と楽しく作ってみてください。

材料はご飯とお好みの素材、分量もお好みです。ご飯は寿司酢で合わせても、青葉や梅干しのみじん切りを混ぜても、そのままでもお好みで。間にはさむ物は、肉や魚のそぼろ煮、ピンクの桜でんぶなど、上に飾る野菜などはあなたのアートセンスを活かしてください。ケーキ型は底のはずれるもので、丁度押し寿司を作る時と同じ要領です。最初、ケーキ型にラップをピッタリ敷きます。底の部分にはひっくり返した時にきれいな模様になるように具材を置きます。次にご飯、そぼろなどの具、ご飯とくり返します。何段かに高くすると、切った時にきれいです。最後にラップをかけ、強く押さえしばらく置き、お皿の上に逆さにして、型抜きます。(写りは、あまり良くありませんがご参考までに…)

押し寿司風ケーキ

「むらくも吸物」

もうひとつ、お吸物です。これは、だし汁に解いたたまごを散らしたもので、それがむらがり立つ雲のように見えることで「むらくも吸物」と呼ばれたようです。片栗粉の汁物はなかなか冷めず、体を温めます。ごちそうの添えに味わい深い一品です。春の菜の花を添えて、ぜひご賞味ください。

【材料・5人前】
たまご…大玉2個 / 三つ葉(菜の花)…1束 / 煮出し汁…5カップ / 塩…小さじ1と2分の1 / 醤油…小さじ2 / 片栗粉…小さじ3(水少々) / 柚子

【作り方】
@たまごはよく割りほぐしておく
A三つ葉は3cmの長さに切る
Bだし汁が煮たったら調味し、水溶き片栗粉を入れ濃度をつけ(この時、火をかけ弱めず、グラグラにさせておく)たまごを流し込む時には、菜箸をそえるときれいに流れる。三つ葉を入れ、火を止め、椀に盛りつけ柚子をのせる。(菜の花の場合はサーッと茹で、水にさらし、鮮やかにして三等分ぐらいに切り、先の花の部分を<1〜2本>おわんに盛り汁をそそぐ。残りはゴマあえ、カラシあえなどで一品添えて下さい)

「健康」−第5回(3月)−

早くも花粉の到来…今年は昨年にも増す量だとか言われていますが、その量は毎年増え続け強力になっているそうです。またその種類も発症の時期や季節も拡大しています。

意識し始めると無性にかゆくなってしまったり、クシャミをちょっとでもしようものなら「私は花粉症」と思い込み、やがて慢性病になってしまうパターンの人々も少なくないようです。またある日突然、その気配さえ感じたことのなかった人が、目がかゆくなったり鼻がムズムズしてきたり…体調や精神的に弱っている時、その反応は起こり始めます。
まずは普段の生活を振り返ってみてください。食事、睡眠をきちんととることは周知のこと。暴飲、暴食、夜遊びはいけません。精神的にも強い気持ちを持ってください…。とは言え、「そんなことは当たり前だけど、なかなか守れることではない…」とおっしゃる方がほとんどではないでしょうか。でも苦しみをストップさせるためには、忙しい仕事や家事の中でも自分の体のことを考え、ケアしてゆくことが大切です。どんな病にも当然守るべきルールがあります。今年のテーマは「基本」。「健康なからだ」は資本であり基本でもあります。「からだ」あっての人生、少しでも「からだ」を労ってください。

日常的な対策としては、「うがい」はもちろん「洗顔」をこまめに行うこと。ムズムズ、クシャミ…などの症状を感じたら、すぐに手を洗い、顔を洗う…特に目のまわりや鼻の入口の部分は念入りに水をかけ洗い流すことです。忙しい時は片手で水をかけ、流すだけでもかまいません(鼻に水を通すことや、鼻のかみ過ぎは、人によっては粘膜を傷める場合があるそうなので、注意)。その後、清潔なタオルで水分をよく拭き取ります。これのくり返しです。仕事中や外出先でも、「できない」と言わずにまわりに協力をお願いしたり、「できる」方向へ進んでください。たったこれだけ…!?のことです。注意することは、神経質にならないことです。花粉を完璧に洗い流すことができる訳でもなく、残っていることで免疫力がつき、粘膜を強化できます。

美容師、理容師(水仕事をされる方)の皆様…昔から見かける「手荒れ」ですが、アシスタントの期間はシャンプーばかりでその指先はヒビ割れ、赤く腫れあがっている様子に痛々しく、お気の毒に思います。もともとが皮膚の弱い方々なのでしょうか、克服できずにその職業を諦めなければならない理由の一つでもあるようです。お話を聞くと、病院に行けば良い薬もあるのですが、やはり後遺症の恐ろしさも気になり、他の方法をいろいろ試しているそうです。シャンプー液にしても、今や製造メーカーは、より刺激の少ない体に良い製品作りの研究が重ねられていることは事実ですが、利益をあげるためだけの理由で、悪い材料を使用することは、ただちに止めなければなりませんね。
その「手荒れ」の対処方法は、やはりシャンプー後すみやかに手をよく洗うことです。その後、自分専用のタオルでよく水分を拭き取り…またシャンプー後、洗う、拭く…それをこまめにくり返すだけです。石けんは必要ありません。でも仕事の終了時には石けんで手を洗い、よく乾燥させ、自分に合ったクリームを塗り、保護しましょう。台所をされる主婦の皆様も同じ方法で試してみてください。あとは「抵抗力」をつけること、「食べること」を頑張りましょう。皆様、早く良くなられますよう、お祈りしております。

精神的にお悩みの方はご相談ください。この対処方法は通院されている方も取り入れていただいてかまいませんが、その場合はこの方法だけに絞らないでください。体調を考え、予防策としてお続けください。

 
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